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第6回 北米大陸横断冒険記

8月13日 北米大陸横断10日目

北米大陸横断の旅もいよいよ10日目となりました。10日目の午前は、アポハキーからセント・ジョンまでの60kmです。朝、出発してから2時間休憩なし、走行距離が30kmというオーバーペースになってしまいました。ペースが速いことは良いことなのですが、一日100km前後走るため、ペース配分や休憩のタイミングは重要です。残りのセント・ジョンまでの30kmはペースを見直して良いペースで走れました。14時頃にセント・ジョンに着き、マクドナルドで昼食にしました。自転車旅の時に食べるハンバーガーは普段とは違ったおいしさを感じます。

午後はダートの道がメインでした。上の写真のように走りやすいダートだったので気持ちよく走れました。また、車の追い越しもないため少し気が楽でした。晴れていて暑かったので時々吹く風が心地よかったです。

ダートに入って15kmほどは道の状態も良かったためペースも安定していました。ところが15kmを通過したあたりから徐々に道が細くなり、路面が荒れてきました。そして、予想外の道が待っていました。その道の様子が上の写真です。

写真では伝わりにくいですが、勾配がきつく、そして路面も悪く、まるで登山道のようでした。最初は道を間違えたかと思い地図を何度も確認したのですが、道はあっているようです。想定外の出来事だったのですが、迂回する道もないため、登山道のような道を自転車をおして登り始めました。すると荷物を積んでいるので自転車がすごく重く、少しでも力を抜くと自転車が落ちてしまいそうでした。

上の写真は前から見た写真です。登り切ったと思って先を見てみると、少し下ってまた同じような登りが続いていました。この荒れたダートを進み、ようやく最後の急坂を登り終えました。

登り終えた時の景色が上の写真です。ここまで登るのにすごく疲れましたが、その疲れも吹き飛ぶほど綺麗な景色が広がっていました。登り切ったことがとてもうれしく感じられる瞬間でした。

この急勾配のアップダウンのダートの距離は2kmでしたが、進むのに1時間かかっていました。今回はまだ道が繋がっていたので良かったですが、今後はGoogleマップなどに頼りすぎると今回のようになるかもしれないので、事前に詳しく調べ、できるだけスムーズに旅ができるようにしたいです。

ダートも終わり、アスファルトの走りやすさを改めて感じながら走っていました。ペースも取り戻し、日が落ちる頃になりました。すると急に激しい雨が降り始め、急いでレインコートを着ました。雨が降ると急激に気温も下がるため、先ほどまでの暑さが嘘みたいでした。

雨の中キャンプ場までの20kmを走りながら今日は想定外のダートや急な雨と色々ある一日だと思いました。上の写真は、21時頃にキャンプ場に着いた時の様子です。予定よりも2時間以上遅れての到着でした。このようなことは自転車の旅にはつきものなので上手く付き合っていくしかないですが、事前に防げることは対策をしっかりしておきたいです。10日目は反省点も多くありますが、とても良い経験になりました。

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