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吉田松陰の熱き志を知る

吉田松陰/よしだしょういん
 天保元年(1830)〜安政6年(1859)

吉田松陰が説く、
生きた学問の重要性

松陰は松下村塾への入塾を希望とする者に対し、「あなたは何のために学問をするのか」と尋ねたといいます。これに対し読書の稽古が目的と答えたものには、「学者になるのではない。人は学んだことをどう実行していくのかが重要だ」と諭したそうです。
松陰の教育は、「学は人たる所以を学ぶなり」。
まず人間という原点をふまえ自らの価値を自覚すること、そして自分が目指す人間像を「志」とし、それを貫くことで社会に後見できる人間になるというものです。ただ人から学ぶだけで終わらせるのではなく、学んだことをベースとして、自分の進むべき道に邁進する「生きた学問」の重要性を説いたのでした。

出典:松陰神社「吉田松陰語録36」より引用

学は人たる所以(ゆえん)を
学ぶなり。
塾係(か)くるに村名を以てす。

学問とは、人間はいかにあるべきか、いかに生きるべきかを学ぶことである。これを学ぶ塾の名前に村名をあてた。松陰先生が27歳の時、「松下村塾記」の中でおっしゃった言葉です。先生は村名を塾名にすることで、塾生たちに松本村の独自性を認識すること、そこに生きる人間としての自覚をうながしました。

個別指導歴40年以上の指導法
子どもが自ら学ぶ塾、松陰塾

吉田松陰の熱き志を知る

1980年創業以来、個別指導塾として地域の皆様に支えていただき、現在全国に300校を数えるまでとなりました。私どもが経験して学んだことは「子どもが自ら学ぶ」という意志がない限り、劇的な学力の向上はないということ。そして講師から一方的に習う指導では「わかったつもり」になるだけで、知識の定着には至らないということでした。そこで私どもは従来の集合指導・個別指導を徹底的に見直し「子どもが自ら学ぶ塾」を開発して参りました。これは「人から習う」から「自ら学ぶ」への転換であり、パソコンの出現とIT技術の進化により可能となりました。これからも、塾名の由来でもある「自立学習の祖」、吉田松陰先生が松下村塾で実践していた指導方法と教えを守り、現代に蘇らせ、国内はもとより世界に広く貢献できる人材教育を「志」としさらに研鑽して参ります。

現代に蘇る松下村塾

吉田松陰の熱き志を知る

吉田松陰先生の教育方法を
現代に継承する塾!松陰塾

2017年、松下村塾(世界文化遺産登録)の地に明治150年を記念し、「自立学習の祖」を刻銘した顕彰碑を建立させていただきました。「志」「学は人たる所以を学ぶなり」の文字は松陰神社名誉宮司上田俊成氏に揮毫していただきました。

松下村塾の学びの道に句碑25基を建立

顕彰碑を起点に松門神社へと続く『学びの道』(約80メートル)の両側に、明治維新150年を記念して25基の句碑を設置させて戴きました。

「学びの道」の入り口には「Showin Street」と刻銘した石碑を建て、全ての句碑に「株式会社ショウイン」のロゴを入れさせていただきました。

学びの道

萩・松陰神社 学びの道

平成29年、松下村塾をはさんで松陰神社参道の反対側に位置する全長わずか80mほどの小径を「学びの道」と名付けました。萩・松陰神社は明治維新胎動の地として高名ですが、境内にある数々の維新の痕跡についてあまり多く語られていません。学びの道は、魅力ある散歩道として整備しながら、松下村塾を通じて学びと行動の大切さを学んだ人々の痕跡を掘り起こし、歩きながら温故知新を感じる新名所となることを望んでいます。

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